幸福とはなにか? ありのままの自分を受け入れるために アドラー心理学に学ぶ 8

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アドラー心理学について学ぶシリーズ第8弾です。

「すべての悩みは対人関係の悩みである」

アドラー心理学の最も有名なフレーズでしょう。

今再び話題になっている「嫌われる勇気」での考え方に触れていきます。

前回の記事では、自分には価値があると思えるためには共同体感覚が必要であり、そのためには横の関係の中で生きることが大切だということについて考えました。

いよいよ今回は、アドラー心理学における

「幸福とはなにか?」

について考えていきます。

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幸福とはなにか?ありのままの自分を受け入れるために

結論

まず先に結論は、

幸福とは貢献感である

ということです。

理由

理由は、

貢献感が得られれば、自分に価値があることを実感できるから

です。

では考えていきます。

他者に承認を求めてはいけない

貢献感を得るためには、他者から承認を求めることだと考えますよね。

ですが、他者からの承認を求めてしまうと自由が得られなくなります。

なぜなら、課題の分離ができていないことになり、他者の求める生き方に縛られてしまうからです。

人間関係における自由の中で貢献感を得るためには、承認欲求を必要とせずとも貢献感を得られる共同体感覚が必要になります。

共同体感覚とは?

共同体感覚を得るためには

「自己受容」

「他者信頼」

「他者貢献」

の3つの理解を深めていくことが必要です。

自己肯定ではなく自己受容

自己肯定は出来もしないのに自分はできると思い込んだりする考え方です。

これは、優越コンプレックスにつながる怖れがあり、自分に嘘をつく危険を持っています。

一方で自己受容は、仮にできないとしても、できない自分を受け入れて、そこからどうすればできるようになるかと前に進んでいく考え方です。

私たちは、何が与えられているかについては変えられませんが、与えられたものをどう使うかは変えることができます。

変えられないものと変えられるものを見極め、変えられないものではなく、変えられるものに目を向けていくことが大切だということです。

他者信用ではなく他者信頼

信用は、条件付きで他者を信じる態度であり、信頼は無条件で信じる態度としています。

無条件に信じることで、裏切られる不安も生まれると思います。

ここで大事なのは課題の分離で、裏切るのは他者の課題であり、信じるのは自分の課題であると考えることです。

もちろん信じる選択肢はあなたが持っているので、横の関係に基づきながら、関係を深めたい相手に対して信頼を寄せていけばいいということですね。

その上で、わたしがどうしたいかはわたしの課題で、もし裏切られることがあれば、それは他者の課題になると理解していくことが大切になるということです。

自己犠牲ではない他者貢献

私たちは自分の行動や存在が共同体にとって有益であり、役に立っていると思えたときに自分には価値があると実感できます。

ですが、自分の人生を犠牲にしてまでそういった行動をする必要はありません。

他者貢献とは、「わたし」を捨てて誰かに尽くすことではなく、「わたし」の価値を実感するためにこそ、なされるものです。

共同体感覚を得るための3つは円環構造

この3つは円環構造で密接に結びついています。

ありのままを受け入れる「自己受容」があるから、

裏切りを恐れることなく「他者信頼」をすることができる。

他者に無条件の信頼を寄せ、人々は自分の仲間だと思えているからこそ、

「他者貢献」できる。

さらに他者に貢献するからこそ、わたしは誰かの役に立っていると実感でき、

ありのままの自分を受け入れる「自己受容」ができる。

共同体感覚は、この3つの上に成り立つ意識だということです。

幸福とは貢献感

あなたの貢献が役に立っているかどうか、共同体にとって有益であるかどうかを判断するのは他者ではなくあなたです。

他者がどう受け取るかは他者の問題であって、あなたの問題ではないということです。

ほんとうに貢献できたかどうかなど原理的には分からないが、たとえ目に見える貢献ではなくてもわたしは誰かの役に立っているという主観的な感覚が貢献感です。

幸福とはなにか? ありのままの自分を受け入れるために アドラー心理学に学ぶ 8 まとめ

大富豪

共同体感覚を理解した上で、貢献感を得るというのは頭では理解できても実践するのはかなり難しいと思います。

どうしても感情が邪魔をするからです。

アドラー心理学をほんとうに理解し、生き方まで変わるようになるには、

それまで生きてきた年数の半分が必要になると言われているそうです。

理論は納得できても、実践できるまでは時間がかかるのだということです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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