差がつく読書 樋口裕一著を読んで感じたこと 書評 レビュ

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頭がいい人悪い人シリーズでお馴染みの樋口裕一さんが書かれた読書に関する本です。

このような方にオススメ

・読書に興味がある、または読書が好きな人。

・人生を豊かにする読書の方法が知りたい人。

・効率の良い読み方を知りたい人。

本書では、本の読み方を大きく2つに分けています。

「実読」と「楽読」です。

ざっくりいうと、実読は何かの役に立てたいと思って読む読書で、楽読はただ楽しむために読む読書です。

筆者は、両方をバランスよく読むことが大事だと書かれています。

実毒ばかりだと、目先のノウハウを追うばかりで、底が浅く、人生の幅が広がりにくくなるし、楽読ばかりだと、自己研鑽の意識が薄れる。

両方をバランスよく読んでいくことで、人間の深みや、しっかりとした価値観、物事を的確にとらえる能力の高さなどが備わるということです。

実読、楽読、それぞれについて効率よく読むテクニックが本書では書かれていますが、その考え方の部分で私が気になったところを書いていきます。

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差がつく読書 樋口裕一著を読んで感じたこと

すべての本は良書である

実読の心構えの中で、筆者はすべての本は良書と考えることとされています。

世の中にはあらゆる本がありますが、自分が面白いと思うもの、これはすごいと思うものでも、他人からすれば特に面白くないということはわりとあ離ますよね。

耳障りのいい言葉がたくさん並んでいて、共感する人がたくさんいる本もあれば、尖った内容で一部の人にしか共感されないが、その一部の人には刺さりまくる本もあります。

自分がつまらないと思っても見る人によってはそれが最良の本となることも十分考えられます。

筆者は、すべての本にはそれぞれの価値があり、それを求めている人の手に求めている時に渡ればそれは良書になると書かれています。

本を読むときはその本がいいか悪いかを自分の価値基準で決めずに、今の自分にとってどうなのかという視点を持つことが大切だということですね。

楽読であるからこそ本は人生を変える

筆者は、芸術の役割とは、心を動かすことを求めて作られた作品で、作品に触れた人々の心を動かすことであると書かれています。

要するに感動するということですね。

本についても同じで、心を動かす目的で書かれた作品には読んだ人の心を動かし、世界観まで変えてしまう力があるということです。

楽読とはこう言った経験を重ねることで、じわじわと人間そのものの根本にまで影響を及ぼすものであるということです。

なので、楽しむために読む本にはこう言った人間形成の役割の一部もあるため、人生を変えるという言葉を使いう意味も理解できますよね。

差がつく読書 樋口裕一著を読んで感じたこと まとめ

読書本はいろいろ読んできましたが、効率重視の本が多い中で、本を読む意義、目的について考えさせられる本です。

もちろん、効率的に本を読み進めるテクニックも多数書かれており、本の種類や形態によって使えるテクニックも違っていたりと、かなり実用的なところまで落とし込まれた内容です。

いわゆるビジネス書一辺倒の私のような人間からすれば、久々に小説や文学書なんかを読んでみようかなという気にさせられる本ですね。

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